今回も現役フットサル日本代表であり、プレデターフットサルクラブに所属をしている高橋健介選手にSWITCHONの新作とともにいろいろ今年を振り返ってみてと、フットサルに対する変化、来年度への意気込みを伺いました。
SWITCHON:今年一年間を振り返ってみて、一番印象に残っている試合はいつになりますか?
健介選手:やはり今年は代表としても重要視をしていた、AFCフットサル選手権大会ベトナム2005になりますね。日の丸を背負っているわけですから非常に強い責任感やプライドを持って望みました。
SWITCHON:そんな激動の今年一年間の中でも印象に残っているプレーのシーンというのはどの場面のなりますか?
健介選手:これもやはりAFCフットサル選手権大会ベトナム2005の準決勝で対戦をしたキルギスタン戦でのゴールですね。相手チームにリードを許す苦しい展開が続く中で、僕の放ったシュートが前半のうちにゴールに入ったことにより、後半は日本チーム自体も息を吹き返し、結果的に勝利へとつながっていきました。このときのシーンは今でも頭の中に焼きついていますね。僕の場合は運が良いというか、何か皆さんの印象に残りやすいシーンで結果的に良いパフォーマンスをできていたのでよくシンデレラボーイとは言われますが、そのような要素があったのかもしれません(笑)。今も関東リーグが続いていますが、コンスタントに結果が残せてシンデレラボーイを卒業したいですね。あとはさまざまな雑誌などで初めてやらせてもらったモデル業!?も恥ずかしながら印象に残っていますね(笑)。
SWITCHON:健介選手は今年の3月に大学を卒業されて社会人としてのスタートを切ったわけですが、その環境の変化によるフットサルへの影響や捉え方には変化がありましたか?
健介選手:そうですね。学生(4年生)のときはほとんど授業もなかったり、一緒に練習に励む仲間がいたり、親からの生活面でのサポートもあったおかげでフットサルに本当によく集中できました。今年の3月に大学を卒業してからは自分の足でお金を稼いで生活をして、さらに全力でフットサルに取り組んでいかなければならない現実が待っていたのでフットサルを犠牲にしないで生活のバランスをとることが大変でした。あとは大学時代のように一定の睡眠時間を取れなくなったことは辛かったですね。それでもこうして幸せにフットサルをプレーできているわけですから、それに対してさまざまな面で僕をサポートしてくれた方々への感謝の気持ちというのを強く感じるようになりました。大人になっている証拠ですかね(笑)。
SWITCHON:それでは改めて今年一年間を健介選手なりに総括してみてください。
健介選手:所属クラブのプレデターとしても(現在関東フットサルリーグの上位リーグで奮闘中)ここまでは目標どおりです。日本代表としてもアジアの中では敵なしのイランに勝つことができました。自分的にはまだまだ課題が多いですが、日々の勉強と努力を怠らずに自分自身の質を上げていくことが大事だと思っています。自分自身のプレーには全く納得をしていないので、これからも常に進化し続けていきたいです。
SWITCHON:それでは最後に来年度へ向けた目標を聞かせてください。
健介選手:年が明けたころには皆さんにいい報告(関東フットサルリーグの優勝)ができればいいと思っています。高橋健介の得点よりもチームで取る一点を大事にしたいです。しかもそのチームの得点に僕が絡められれば最高ですね。来年度はこのようなシーンを皆さんにたくさん見せられたらいいなと思います。皆さんの応援をよろしくお願いします。ちなみに僕自身のHPがリニューアルされたので時間のある方はぜひ見てください。
高橋健介選手のオフィシャルサイト
http://www.takahashikensuke.com/
SWITCHON:今日はいろいろありがとうございました。我々も引き続き高橋選手を応援していきたいと思います。高橋選手の2006年へSWITCHON!!